case study
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#01

代替わりによるイメージ刷新をはかりたい

client:植田不動産様
ロゴマーク | ウェブサイト | 名刺 | フライヤー
おじい様の代から続く愛される地元の不動産屋さん。
新社長就任を機に新しいイメージを確立したいとのご要望でした。
phase01

現状把握と必要ツールの洗い出し

「ウェブサイトは作りたいが、何から始めたらいいかわからない」とのこと。まずはサイト構築の前に、現状を把握し、必要ツールの洗い出しから始め、下記の3方向で取り組むべくコンセンサスを得ました。

  • エンドユーザーの獲得は紹介が多数であるため、サイトの上位化を図るために予算を使う必要はない。情報も必要最低限でよい。
  • サイト構築の前にロゴを作り変え、今後の会社のイメージを創りあげる際の軸とする。
  • ルート営業先が多く確定しているため、サイトオープンの告知については、名刺とフライヤーを持参する。

phase02

シンボルマークとロゴタイプのご提案

会社の顔であるロゴを一新することは、代替わりを鮮明に印象づけます。また、ロゴ決定に至る制作過程でより明確となる新社長の企業理念やビジョンをクリエイターが共有することで、以降のクリエイティブ作業に揺るぎない軸ができます。

  • ロゴのご提案にあたっては、まず2案をご提案し、Aタイプに絞られました。「手と手を重ねあわせようとしているイメージ」であり、「お困りのクライアントを“手助けする”様子をデザインで表現」したものです。
  • 手の表現は敢えてフラットでシャープにすることで若々しいイメージを演出しました。
  • 色は信頼を表すブルー系にしていましたが、「より安心感を届けたい」とのことでグリーン系に変更。
  • ロゴタイプには「“不動産”と入れたいが、漢字が並ぶのはどうだろ」とお悩みでしたので、3パターンを実際に組んだところ、迷いなく“植田不動産”のパターンで決定しました。

*写真の資料は、2回目のご提案時のものです。

phase03

ウェブサイトの構築

ゼロベースからの構築だったため、サーバー契約、ドメイン取得からお手伝い。「安心感」と「若々しさ」にプラスして「地元密着」もキーワードとしサイトを作成。ロゴの制作過程でイメージの共有ができていたため、コンセプト、コピー、デザイン等、初回からご納得いただけるご提案ができました。

コピーについて
  • 取り扱う内容を具体的に表現することに重きをおきました。
  • 「高齢者の方」「障がい者の方」など、ターゲットをはっきりと。「お困りの方はご相談ください」と相談内容もストレートにわかりやすくしています。
  • 社長挨拶は定型文ではなく、「祖父の代から続いていること」「地元密着であること」「安心を届けたいこと」を平易な文章で親しみやすさを表現しました。

*サイトオープン時の情報です。

デザインについて
  • ロゴに使用したグリーン系をベースに、安心感と信頼感を演出。円形のモチーフを使用することで、爽やかさの中にも優しさを感じさせる表現としました。
  • メインビジュアルには地元の風景を採用。美しい景観であることはもちろん、不動産業であるため、建物も多く登場するものを選定しました。
  • 取り扱う内容と、ターゲットが相談したい具体例はファーストビューにまとめました。
  • クライアントとのヒアリングで、電話での問い合わせが一番多いことがわかっていたので、電話番号の配置場所にも気を配っています。
phase04

名刺・フライヤーの制作

ルート営業先が多いため、サイトオープンの告知については、名刺とフライヤーを利用することに。新しいサイトを見た営業先の担当者が、代替わりを改めて認識する効果も生まれました。

 

  • 名刺には新しいロゴを印象的に配置。ロゴの説明をすることが営業先での会話のきっかけとなり、植田不動産の新たなビジョンを伝えることに繋がります。
  • フライヤーは営業先に設置してもらうもの。必要な情報がシンプルにわかりやすくデザインされているので、ターゲットが行動を起こしやすいとの評価をいただいています。
  • いずれにもQRコードを大きく入れることで、サイトの告知ツールとしての役割を果たしています。
クライアント様より

広告物を作ったことがなかったので、何をどうしてよいかわからない状態でしたが、一から教えていただき助かりました。予算ありきだったので、私が目指すゴールのために、必要なもの不要なものを一緒に考えてくれました。経営者目線とお客様目線の両方で考えてくれたので納得でした。自分としてはすべてのツールが気に入ってますし、お客様からも大好評。実際、成約率UPにも貢献してくれています。ありがとうございました。

Webディレクターより

初回のヒアリングでは、最新情報を自分たちで更新したいとのご要望でしたので、WordPressの使用を視野にいれていましたが、ヒアリングを重ねると、新規物件の告知は大手不動産サイトへの情報提供で十分であることを伺ったため、ワードプレスは使用せずともよいのでは、とご提案させていただきました。植田不動産のサイトを確認したユーザーの方々からの評判が大変良く、成約を後押ししていると伺いうれしく思っています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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